グヤンタの塔へ2回目の挑戦をした日。
本日最初のうちは、前衛の人数も少なかったのでフーラーの様子見へ出ていました。
とは言っても、外壁を少し回ってみるだけでしたが。外に陣取っているのはゴブリンが多いのですが、上級術師がその群れの中に複数混ざっている上、まず外周の距離が長いんです。
途中ガレスさんも合流しながら南側の方をいくらか見て、しっかり準備してからでないと本格的に調査するのは難しいだろうという結論になりました。
一度エルウィンに戻って上の結論を出したあとに、重装の前衛がアレンさんとガレスさんの2人に増えたことを受けてグヤンタの塔へ向かうこととなりました。総勢8人。内訳は、アレンさん、ガレスさん、ハールさん、フレイさん、サウルさん、アンナさん、リィナさん、私。
この時点では、少しクロウレットの数を減らせればいいというだけでした。専門の癒し手がリィナさんだけでしたし、前回の苦戦が頭にありましたしね。
現地へゲートにて移動後、まず後退時に邪魔になるであろう位置に陣取っている丘巨人を排除。これと戦うような気分でいれば間違いない、というサウルさんの言葉にフレイさんがげんなりしてましたっけ。あの人、どうにもあの手の相手とは相性悪いみたいですしね。
その後、外壁の入り口から少し離れた場所で待機して、最初の群れのクロウレットを少しずつ誘き出して叩くことに。彼らの足――正確には蛇のような長い尾で彼らは移動します――は速いので、ミツキさんがこの時いなかったのはちょっと不安要素でしたが。私が囮役をして2体ほどを誘導。罠には上手くかけられませんでしたが、サウルさんの麻痺やその他個々の働きがあって各個撃破に成功、滑り出しは上々でした。
その後も、前回の挑戦で途中までの構造と傾向はある程度頭に入っていましたので、慎重に確実に壁で区切られた範囲を殲滅していくことで、ある程度スムーズに前進ができました。ただ、数名クロウレットの相手が初めての方もいらっしゃいましたし、不意に良い一撃をもらったりして後退せざるをえなかった時もあるんですが。
塔の入口付近で後退しようとして、退路がいつの間にか絶たれていたことが2回あったときが今回1,2を争う肝を冷やした瞬間だったと思います。どうにか抜け出しましたが、下手を打てば欠員が出ていた可能性があるわけで。対策があるといいんですが…やはりこまめに後方を確認するしかないんでしょうかね。
途中、ミツキさん、ディラさんと合流して塔の入り口へ到着。以前よりも所要時間は短かった点、サウルさんのおっしゃるように知ると知らないの違いが大きいのでしょう。
塔の中もクロウレットが数多く巣食っていて、入口前で留まった我々への襲撃と魔法による攻撃がありました。前衛タイプのものはともかく、術師タイプのものは一向に中から出てくる様子がないため、こちらから中へ突入して叩くことに。
内部には朽ちた石材があちこちに転がり、それでもクロウレットにとっては動くのに支障がない程度の空間がありました。部屋はまず入り口に大きなのが一つ、奥が2つに分かれ――今回足を踏み入れたのは入り口の部屋と奥の1つのみなんですが、その理由は後述します――それぞれに、今までと同じように小グループのクロウレットが潜んでいました。
このあたりまで来ると大体、全員がクロウレットへの対処を飲み込めてきていましたので、術師を優先に大きな被害を出さずに掃討を行いました。まず入り口の部屋を、そして奥の二つの部屋のうち、向かって右の部屋を。
右の部屋の討伐が終わったとき、どなたが発見したのか覚えていませんが、部屋の奥にテレポーターらしきものを確認しました。この手の仕掛けは、先を確認できないため、使うなら相当の覚悟が必要なのが常なのですが……今回はひどい目にあいました。
何せ転送先が塔の外、北東側にあるゴブリンの巣だったんですから。退避するのにそれぞればらばらになってしまって、合流に一苦労しました。以前住んでいたって魔術師が、招かれざる客を外へ放り出すために作ったんでしょうかね……そう考えると、類似の仕掛けがあの先にもありそうですが。
前衛が殆どはぐれて苦労したりもありましたが、その後何とか合流。ただ全員もうクタクタでしたので、今回の挑戦はそこで終了と相成りました。依頼の品を持っていけるのはいつになるやら。それぞれの疲労を物語るかのように、エルウィンに戻って行った分配の後、皆早々に解散してしまいました。
最終的に残っていたのは、リィナさんと私くらいでしたか。アレンさんも比較的長めでしたね……遠まわしに釘刺された事は覚えときましょう。また倒れたら今度こそ捕物になってしまう。
ああ、そうだ。サウルさんは一回戻っていらしゃいましたが、少し話して部屋に戻られてしまいましたっけ。彼も今回すごく忙しかったですしね。
後は……
*数行べったり塗りつぶされてる*
……や、このくらいですかね、書くことは。それじゃあ、また明日、と。
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