出撃はしなかったものの、色々あった日。
本日は、物資を仕入れ終わって家から広場へ向かおうとした途中、噴水近くのベンチで翠玉さんが佇んでいるのに遭遇しました。どうなさったのか尋ねてみると、広場に誰もいなかったのと、どうにも広場には居づらい心情だったせいだとのこと。
その時点で広場には何人か集まっているようでしたが、心に引っかかっていることを吐き出してしまわないことには向かえなかったのでしょう、愚痴ってもいいかとの提案が。
翠玉さんも、割と心配性ですからね……。自分もあまり、人のことに構っている余裕はないのですが、見過ごすのもなんか違うでしょうし。
場所を移して聞いた愚痴の内容は、今尚どうにも出来ないままの、操られている元仲間のことでした。曰く、今、助けるべく――術を解除して敵の手から取り戻すべく動いているのは、間違った情のかけ方ではないのだろうかと。詳細を記すのは避けますが。
……以前アンナさんと口論したらしい内容がどうも、翠玉さんには引っかかっているようでした。
私からは、同じ事にはならないだろうし、今それを考えてもいい方向には行かないと述べるにとどめましたが。
その後、*何文字か塗りつぶしている*
話も一段落ついたかという辺りで、ベルナルドさんからクリスタルで連絡が入りました。
作っていた武器が出来上がったとのことで、買い取るかどうかの確認でしたが、こちらからは喜んで買い取るとの返答をし、翠玉さんとの話を完全に切り上げた後銀行経由で工房へ向いました。……あの人なんでこっちを小僧って呼ぶんでしょうね。名乗ってなかったのかなぁ。
工房へ行くと、武器が出来上がったためか嬉しげな調子のベルナルドさんがいらっしゃいました。得意げに見せていただいた弓は、ワルドガイストが周囲へ魔力を放つ際の青白い光を思い起こさせる色をした、優美な曲線を持った見事なものでした。やや大型でしたが、後ほど引いてみたところ、弾力の割に引きやすく連射の利く弓となっていました。ただ修理は、ベルナルドさんのところへ持ち込まねばならぬようで。いくらくらい掛かるんでしょうね、修理代。
名は、ワルドゲイザー7(セブン)。何でセブンがついたかといえば、格好いいからだそうで。彼の武器への名付けは、格好いいかどうかが基準のようですね。
以前から問題点になっていた値段に関しては、33万引きで52万。つまり、正規だと85万するものだったようです。今回は預かっていた分に手を付けずにすみましたけど、結構ギリギリでしたね。次は、分け前分を確保しておかないと。
預っていたお金はそれぞれに返すとして。既に一人に拒否されましたが、それについては…これ以上書くのは辞めときましょう。
後は…ああ、そのあと広場に顔を出したら、ロイさんに大量に羽根を売っていただいたこともありましたね。丁度備蓄が底をつきかけていたので助かりました。それが終わった後、ベンさんが凄まじい物広場に持ち込んでましたが……。
あの趣向は、流行らないと思うなぁ……何しろ、オークと戦ったときのこと思い出しますし。
変な食材を使いたがるのさえなければ、腕のいい料理人、で済むんでしょうけどね、彼。
久しぶりに戻ってきていらっしゃったメグさんも、完全に引いてましたよ。何というか、災難だなぁ。
……どうしようかな、色々。
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